2000年、私が26歳、2歳年下の今の妻と結婚、その年に目標であったニュージーランドでの起業・出店を目指し、ワーキングホリデービザで夫婦二人で、ニュージーランドの首都ウェリントンへ上陸。
妻は初めてのニュージーランド。家と家との間は数Km離れていて、のどかな草原にたくさんの羊たち、そんなイメージだったそうだ。
ある意味、期待を裏切る都会さに少し安心したようだった。
この4年前、単身ウェリントンへラグビー留学していた私は変わらない街の様子と、そのころの仲間たちとさっそく再会、お互いの近況を報告し合い、妻を紹介したりと、理由を付け連日飲み会の開催に参加した。
わたしは英語はからっきしできず。妻は留学経験もあり日常会話には全く問題がないレベル。
さっそく家探し、電話、家具、食器など生活必需品の買い出しからだ。
新婚夫婦が海外での生活開始に買い物に出かける、それは楽しい時間だった。
「そうだ、お店をやったら旅行なんか行く時間ないかもしれないから今のうちに行こう!」と車を購入して北島の北端まで旅行したり、初日の出を見に出かけたり、海でアワビや魚釣りをして連日の宴など仲間たちと楽しい時間を過ごした。
そんな数か月を過ごして、ふと財布を見ると一年生活できるはずのお金がすでにあまり残っていないことに気付く。。。
到着からおそらく3か月ほどしか経過していなかったと思う。
新婚二人でしかも海外、お金を使い、あまり深い考えもなく毎日遊んで暮らしていたつかの間の時間。楽しかったな~。。。
さて、この後から私のニュージランドでの仕事が始まっていく。
NZに妻と渡航して今年で19年。今まさに、またはこれからニュージーランドで挑戦しようとしている人に何かが与えられえたら嬉しいと思い自身の足跡を少し記してみたいと思います。
だるま社長