何のために働くのか?仕事とは何か?
社会に出て若いころ、こんな考えがぐるぐる廻った。
26歳で結婚。その直後、単身1か月ほどタイへバックパックを背負って一人旅に出た。
憧れていたんだね、自分探しの旅に。
美味しい屋台、きれいな景色、タイの文化、、、
素晴らしいものに触れるたびに、伝える人がいない。そりゃ一人旅だからね。
あ~奥さんに見せたいな~、と。綺麗だね~、そうだね~綺麗だね~って。
そうか!自分の幸せって誰かと一緒に共有できた方がもっと幸せを感じるんだ!
自分が喜ぶのも幸せだけど、自分以外の人を喜ばせることができたら、それが自分の大きな幸せなんじゃないか。
自分のためだけに仕事をするだけではなく、自分以外の人のためにもなる仕事ができればもっと達成感や幸せ、自分の存在価値を高められるんじゃないか、と気づいた旅となった。
『周りにいい影響を与えられる存在(店・人)になりたい』
『すべてはありがとうのために~All for thank you』
これは理念の中でも特に大切にしている。
自分が何をしたいか、は大事でも自分以外の人を喜ばすことが自分の喜び、これが決まればこの職は天職。
サービス業の基礎を26歳で気が付くことができた。